イベントに人が集まるチラシ作りのポイント

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人の目にとまるデザインを意識する

イベント集客用に限らずチラシを作るうえで最も大切なのは、人の目にとまるかどうかです。

あなたが開催するイベントがどれだけ素晴らしい内容のイベントであっても、そのイベントへの参加を呼びかけるチラシが参加者の目にとまらないものであれば、人を集めることはできません。

少し想像してみてほしいのですが、自宅のポストに入っているチラシにしても街頭で渡されたチラシにしても、そのチラシをちゃんと細かく見るかどうかはパッと見で判断していませんか?

あなたがそうしているということは、世の中のほとんどの人もそうしています。

そのため、「お?なんだこのチラシ?」と思わず目をとめてしまうようなデザインをおこなう必要があるわけです。

では、人の目にとまるチラシを作る際にはどういったポイントを意識すればいいのでしょうか?

写真やイラストを活用する

人の目にとまることに意識を向けた場合、重要になってくるのはテキストよりも写真やイラストです。

テキストよりも写真やイラストの方が認知しやすいというのは誰しもが本能的に理解していると思いますが、実はこれは科学的にもしっかりと証明されていて、テキストよりも写真やイラストの方が6万倍も速く認知されやすいという研究結果が出ています。

難しいことがらを伝えるときに図解や漫画が用いられるのもこのためです。

つまり、イベントの内容が伝わるような写真やイラストをチラシに活用することで、テキストだけが配置されたポスターの何倍も人の目にとまりやすくなるということです。

イベントの内容が一発で伝わるキャッチコピーを

先ほども少し触れましたが、人はチラシを手にとってから細かく読むか読まないかを判断するまで数秒程度しかかかりません。

つまり、イベントの内容を細かく説明していたとしても読まれない可能性が高く、何のイベントだったのかが伝わらないままゴミ箱に捨てられてしまいます。

そこで活用したいのがキャッチコピーです。

キャッチコピーと聞くと専門的な知識に聞こえるかもしれませんが、難しいことはありません。

イベントの内容が伝わることを意識しながら、できるだけ短いキャッチコピーを考えればいいだけです。

本屋さんにいくとタイトルが気になってついつい手にとってしまうようなことがあるかと思いますが、あれもキャッチコピーがなせる技ですね。

もともと興味のなかったものを手にとって読ませているわけですから、その本のキャッチコピーは相当優秀だと言えるかと思います。

イベントの内容がしっかりと伝わることを意識しつつ、思わずその先を読み進めたくなるようなキャッチコピーを考えてみましょう。

必要な情報がしっかりと伝わるように意識する

これまで人の目にとまるデザインについて解説してきました。

人の目にとめるデザインをチラシにうまく盛り込めば、「チラシを手にとって見てもらい、興味をもってもらう」という第一関門は突破できるでしょう。

でも、それだけではイベントに人を集めることはできません。

チラシを手に取り興味をもってくれた人に対して、よりしっかりとイベントの内容を伝え、そのイベントに参加したいと思ってもらう必要があります。

そして、イベントに参加したいと思ってもらうためには、必要な情報をしっかりと伝えることが大切です。

では、チラシで必要な情報をしっかりと伝えるには、どういったポイントに注意していけばいいのでしょうか?

本当に必要な情報だけを掲載する

チラシ作りに慣れていない人の場合、ついつい色々な情報をチラシに掲載してしまいがちですが、それは絶対にやめましょう。

情報をつめこみ過ぎると何が本当に伝えたいことなのかわかりずらくなりますし、テキストがビシっとつめこまれたチラシはそれだけで読み進めたくなくなるものです。

なので、チラシを作るときには本当に載せるべき情報を選別する作業から始めてください。

イベントに集客する用のチラシであれば、

  • イベントの内容
  • イベントの日程
  • イベントの開催場所

などは必須情報だと言えるでしょうか。

これらの情報をしっかりと掲載しつつ、その他に必要な情報があればごちゃごちゃしない程度に掲載していくようにしてください。

メリハリをつけて読みやすく

本にしてもWeb上のコンテンツにしても見出しや本文などで分かれて構成されていますが、ストレスなく読み進めてもらうためにはこの「メリハリのある構成」がとても重要になってきます。

同じ大きさのフォントで全ての情報が掲載されていては、どの情報が重要な情報かがわかりませんし、何よりメリハリのないテキストというのはそれだけで読み進める気が失せてしまうものです。

イベントの内容やイベントの日程などの見出しのテキストはその他のテキストよりも大きくしたり色を変えるなどして、メリハリのあるチラシ作りをこころがけましょう。

目線の動きを意識する

チラシに掲載されている内容を読み進める場合、人の目線はアルファベットの「Z」のように動いていきます。

左上から読み進め、右下で読み終わるということですね。

そのため、この目線の流れを意識してコンテンツを配置していく必要があります。

コンテンツの配置されている順番がバラバラだと違和感を覚えて読み進めるのが生理的に嫌になってしまうものなので、違和感のない順番になるように意識してコンテンツを配置していくようにしてください。

実際にイベントのチラシをいくつか見てみて、「これいいな」と思えらチラシのコンテンツの配置の仕方を参考にするのもおすすめですよ。

「それでも上手く作れそうもない」というときはプロに相談するのもアリ

ここまで集客用のチラシを作成するときに重要になってくるポイントについて詳しく解説してきましたが、これらのポイントをしっかりと抑えることができたとしても魅力的なチラシを作成することは決して簡単ではありません。

というのも、こういったイベント用のチラシ作りは専門的なソフトを利用して制作していくからです。

もちろん手書きや簡単なペイントソフトなどで制作することも可能ですが、その場合できることがかなり制限されてしまうので、専門的なソフトを使って制作したチラシに比べるとどうしても見劣りしてしまいます。

とはいえ、チラシ制作のためだけに数十万円もする専門的なソフトを購入するのは現実的ではありません。

毎週のようにチラシを制作するならまだしも、年に数回のイベントのためだけにそこまで高価なソフトは必要ありませんよね。

また、操作方法についても覚えなくてはいけないので、ソフトを購入した後も大変です。

チラシ作りというのは、本来これだけ手間と費用のかかるものなんですね。

なので、多少の費用はかかりますが、本当に魅力的で人の目にとまり多くの人を集客できるチラシを用意したいのであれば、プロのWeb制作会社にお願いするのも一つの手です。

Web制作会社にチラシの制作を依頼した場合、プロのデザイナーが制作を担当してくれるので、間違いなく魅力的なチラシを制作してもらうことができます。

また、ほとんどのWeb制作会社はマーケティングにも精通しているので、集客力の高いチラシを制作してくれるはずです。

もちろん、完全に任せるのではなくこちらの希望や意見を取り入れてもらうことも可能なので、「思っていたのと全然違う…。」ということはありません。

なので、集客用のチラシを制作する場合のポイントについて学んでみたはいいものの、「イマイチ魅力的なポスターを作れる気がしない」という方は、一度Web制作会社に相談してみるのもアリですよ。